発病
2月の終わり、まだ寒い季節でした。私は5月から始まる司法試験の勉強に追われる日々を送っていました。
そんな時、めったに風邪などひかぬ父が、高熱を出しました。
「なんだ、カゼひいちゃったよ」ということで、近くの町医者にかかりました。
レントゲンをとり、肺炎との診断でした。薬を飲んで、まぁ父のことだから、一日寝れば治るだろう、という雰囲気でした。
しかし、三日後の夜になっても、熱は全く下がらず、ついには血痰が出ました。右肩と首のちょうど真ん中あたりのリンパ節もぽっこり赤く腫れあがっています。痛い痛いと言っています。
さすがの父もいや~な顔をして、お医者さんのところへ行き、そこから紹介状をもらいレントゲン写真を持って、総合病院へ。
私もさすがに血痰には驚きましたが、父のことだから大丈夫なんじゃないかとどこか高をくくっていました。
勉強から帰ってくると、父も病院から帰っていました。「検査入院だって」と父は言いました。とても不安そうに。父はとても気の弱い人でした。
「別にたいしたことないよ、熱も下がったんでしょ、大丈夫だよ、健康診断も受けてないんだからちょうどいいよ。」私もこう言いましたが、なんともいえない胸騒ぎがしたのを覚えています。あの時のことは本当にはっきりと覚えています。
これが、父の4ヶ月の入院生活の始まりとなったのです。
そんな時、めったに風邪などひかぬ父が、高熱を出しました。
「なんだ、カゼひいちゃったよ」ということで、近くの町医者にかかりました。
レントゲンをとり、肺炎との診断でした。薬を飲んで、まぁ父のことだから、一日寝れば治るだろう、という雰囲気でした。
しかし、三日後の夜になっても、熱は全く下がらず、ついには血痰が出ました。右肩と首のちょうど真ん中あたりのリンパ節もぽっこり赤く腫れあがっています。痛い痛いと言っています。
さすがの父もいや~な顔をして、お医者さんのところへ行き、そこから紹介状をもらいレントゲン写真を持って、総合病院へ。
私もさすがに血痰には驚きましたが、父のことだから大丈夫なんじゃないかとどこか高をくくっていました。
勉強から帰ってくると、父も病院から帰っていました。「検査入院だって」と父は言いました。とても不安そうに。父はとても気の弱い人でした。
「別にたいしたことないよ、熱も下がったんでしょ、大丈夫だよ、健康診断も受けてないんだからちょうどいいよ。」私もこう言いましたが、なんともいえない胸騒ぎがしたのを覚えています。あの時のことは本当にはっきりと覚えています。
これが、父の4ヶ月の入院生活の始まりとなったのです。
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